金銭的余裕がないのに水商売をしたくない。甘えなのは自覚している。

水商売経験のある23歳女です。

現在自営業をやっていますが、プライベートで使用する金銭的な余裕がありません。

もとより水商売向きの性格でないのに、無理して水商売をしていました。

金銭的余裕がないなら、稼ぐ手段を選ばず働けばいいというのはわかっています。

それでも、精神的にしんどい水商売を選びたくないというのは甘えなのでしょうか。

 

こんな質問を知恵袋やメンヘラ.jpの質問にぶちこんでみようかと、何度思っただろう。金がない。理由はわかっている、先月私はうつ気味でライティングする気力がなかったから。ただそれだけ。つまりは自業自得だ。それなら金稼ぎをすればいい。しかし、今私が欲しいのは翌月末にもらえる給料ではない。速攻でもらえる給料だ。一般的に考えるのであれば、2週間に一度支払いをされる派遣会社にでも登録すればよいのだろう。しかし一般的な派遣に登録すると、本業であるライター業務に支障が出る可能性が高い。

 

それなら、派遣のキャバ嬢でもやればいいのではないかと過去の自分が言っている。派遣のキャバ嬢であれば、約4-6時間働けば勤務後にその場で給料がもらえる。日払いキャバ嬢みたいなものだ。現実的に考えれば、それが一番効率よく収入を得られるのはわかっている。理解している。理解しているけれども、心が追いつかない。読んでいる人から知らんがなと思うかもしれないが、私は非常に人見知りだ。いわゆるコミュ障に近い。そんな私が数ヶ月前まで派遣キャバ嬢をやれていたのは「キャバ嬢スイッチ」を入れられていたからだ。顔もよくなければコミュ力もない私には、このスイッチが命綱みたいなものだった。

 

キャバ嬢スイッチは…なんというか、出勤までの顔面作りである化粧を濃いめにすることでモチベーションを高める的な意味だ。自分で行う簡単なマインドコントロールみたいなもの。「私は店で着替えたらキャバ嬢」「私は明るく話しやすい人間」「ちょっとお金もってそうなおっさん受けの良い頭良さそうなキャバ嬢」こんなかんじに思い込むことで、キャバ嬢をやっていた。

ぶっちゃけ、これにも限界がある。クソ客フィーバーの時には厚化粧のごとく塗り固めたキャバ嬢の仮面が剥がれそうになる。同じ客に約36回ブスと言われた挙げ句に場内指名された時には、特にはがれそうだった。

これを連日続けていた結果、メンタルの調子が悪化していた。精神科に通っていた当時、酒を飲みつつ薬も飲んでいた。この合わせ技が非常に良くなかった。胃がご臨終なされた。胃カメラを飲んでも何も問題がなく、機能性ディスペプシアと診断されたのは派遣キャバ嬢真っ盛りの時だった。

機能性ディスペプシアはこんなかんじのやつ。

機能性ディスペプシア(FD :functional- dyspepsia)とは、胃の痛みや胃もたれなどのさまざまな症状が慢性的に続いているにもかかわらず、内視鏡検査などを行っても、胃潰瘍・十二指腸潰瘍や胃がんなどのような異常がみつからない病気です。

機能性ディスペプシア(FD)|アステラス製薬|なるほど病気ガイドより

 

 まぁここまでダラダラと書いておいて何が言いたいのかというと、派遣キャバ嬢時代にいい思い出がまったくないのだ。しいていうなら時給良かったね程度だ。加えて、彼氏に申し訳ないんだ。当時も同じ彼氏と交際中ではあったが、心中はとても複雑だったのだろうと思う。

 

すべて私のわがままなのだと、わかっている。ライター業に対して中途半端な姿勢だから、こうして今面倒くさいことになっているのはわかっている。

非常に言い訳がましい自分を、嫌いになりたくもなる。嫌いになったところで口座に振込があるわけないから、そんなものは後にするのだが。

 

まぁ、うん。

ゆるくいきましょう。がんばれ私。

 

 

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